会長あいさつ
「⻘年経済⼈として必要な知識の勉強会を和気藹々と⾏なっている団体」
これが私の⼊会前の商⼯会議所⻘年部(以下YEG)の印象でした。近年の定例会⾏事で⾏った各種勉強会で、改めてYEGらしさとは何かを再認識すると同時に、YEG宣⾔趣旨の冒頭にある「⾃らの企業の発展を原点として、さらに地域社会の貢献を考える」この⼀⽂がこの団体の本質であると私は実感しました。
よって、活動の主である研鑽と交流を通じて、本年度は、⾃社の業務では触れることが難しい学びと体験、YEGだからこそ繋がれる交流に軸⾜を置くことにより、この本質を実感して欲しいと考えます。ここでメンバーの皆さんにお願いがあります。これらの活動をより実りあるもとするためにそれぞれの機会において、いつもより⼀歩前に踏み出すことにより⾃分の可能性を広げて欲しいと考えます。その願いを込めて本年度スローガン「BEYOND THE LIMIT〜今やり直せよ未来を〜」としました。
⼀歩前に踏み出すことは勇気が必要です。
しかし、我々は、令和4年度 創⽴30周年。令和5年度 岡⼭県商⼯会議所⻘年部連合会 第12回会員⼤会 新⾒⼤会を開催し、新⾒YEGの歴史の中で最も濃く⼤きな波をメンバーと共に超えてきました。この体験で新⾒YEGの可能性と結束⼒を改めて確認し、個⼈では困難なこともメンバーと⼀緒であれば勇気を持って⼀歩を踏み出すことにより成⻑できると考えます。
社会は、コロナ禍の狂騒が終わると同時に、国外では地政学的緊張や紛争・対⽴が、国内ではこれまで先送りされていた少⼦⾼齢化に伴う⼈⼝減少等が顕在化しています。経済においても、これらの諸問題による物価⾼騰、労働⼒不⾜、各種制度改⾰への対応等、企業において困難な状況に直⾯しています。このような時だからこそYEG活動を⾏い「⾃⼰の成⻑が⾃社の発展に、⾃社の成⻑が地域の進化に」この信念が、我々の限界を超えてゆく⼒となること考えます。
⼈は「やった後悔より、やらなかった後悔が⼤きい」と⾔われます。
皆さんは過去、せめて5年、いや3年でいいから“あの時”に戻ってやり直したい経験はないでしょうか
今やり直せよ未来を
3年後か、5年後か、“あの時”にならない⼀年にしましょう
活動方針
- ⾃⼰の成⻑と⾃社の発展の⼀助となる学びと体験
- 会員のYEGだからこそ繋がれる交流
- 地域経済の進化に繋がる取り組み
- 商⼯会議所活動の理解と強化に繋がる取り組み
- 会員相互の親睦と交流
- 他団体・関係団体との交流
- 会員拡大に向けた取り組み